免疫力を高めたい!!
風邪や、へんなウイルスにかかりたくない!!
・・というのは、あたりまえのことだと思いますし、
もちろん、私自身もそうです。
ウイルス感染症の王様といえば、インフルエンザウイルスですよね。
毎年毎年、多くの人が掛かりますし、
ワクチンや治療薬はありますけど、完全に防げるとか、瞬時に回復できるとか、そういうものではありません。
命に関わるほどの事態になることは少ないですが、無いとは言えませんし、
掛かるとすごくきついですので・・私もできれば、掛かりたくはないです。
それ以外にも・・この記事を書いている時点では、「新型コロナウイルス」が大流行してしまっています。
これは罹かってしまうと、インフルエンザより深刻なことになりやすいですので、
やっぱり、なんとしても防ぎたいものです。
免疫力を上げる方法!というと・・・
バランスの良い食事とか、疲労をためないとか、いろいろ言われていますし、
もちろんそれぞれが、有効だと思います。
有効だと、思うのですが・・・
私自身が、免疫力を高める方法として「これは絶対に必要だ!」と考えるのは・・・
鼻呼吸の徹底
です。
特に、鼻から息を「吸う」ほうですね。
鼻には、細菌とかウイルスとかを通さずに、空気だけを吸うことができる、
「フィルター機能」があることが、わかっています。
こういうことは、医学の教科書とかにちゃんと、書いてあったりします。
対して口には、基本的にフィルター機能は、ありません。
なので・・鼻から息を吸えば、フィルターを通すことができますので、
体の中・・のどとか肺とかに、ウイルスが入ってしまう量を、減らすことができます。
そうなれば、ウイルスなどに対する防御能力・・つまり自己免疫力を、高めることができます。
とても、シンプルな理屈だと思います。
入ってくるウイルスの量を減らすことができる・・といった意味では、
マスクなどと、同じですね。
「鼻呼吸こそ、天然のマスクだ」・・とも、言えると思います。
人間が呼吸をするとき、空気の通り道は基本的に、
「鼻」と「口」のふたつしか、ありません。
生活の中で・・このふたつのうちの、「鼻呼吸の割合」を徹底的に、高めていくわけです。
徹底的って、どのくらい?
ここはもちろん、決まった数字はありませんが・・・
個人的に考える、目安としては、
99%以上
だと、思います。
また、思い切った数字を出してきたな・・と、思われるかもしれませんが・・・
実際、「鼻呼吸の徹底」が身についてくると、
無意識でも、鼻呼吸ができている状態が続きます。
(無意識のことは分からないので、私は例えば自分自身を動画撮影したりして、どういう呼吸になっているか確認したりします)
そして無意識の呼吸が、鼻呼吸になっていれば、
口呼吸をする機会というのは、ほとんど、なくなってしまいます。
人前で長時間話すときとか、スポーツなどで激しく呼吸するときとか、
あとは、ものを食べるときくらいでしょうか。
人間は1日に2万回、呼吸をしています。
99%が鼻呼吸であれば、口呼吸は1%ですので、200回ですね。
そして鼻呼吸をちゃんと「徹底」できていれば、
口呼吸の回数を1日、200回以下に抑えることは、十分に可能だと思います。
もちろん、誰がインフルエンザを持っているかわからない、満員電車・・といった環境では、
ひと息も口から吸わない!くらいの勢いで、徹底します。
マスクとの併用も意味があるので、マスクもつけても、いいでしょう。
ここまでやっておくと、感染症のリスクは明らかに、下がると思います。
ここは私個人の体験談で、申し訳ないのですが・・・
私は「鼻呼吸の徹底」をやるようにしたところ、
まず明らかに、「咽頭炎」を起こす頻度が減りました。
そして実践を始めてからのここ数年、インフルエンザをはじめ、重い感染症に罹かったことはありません。
もちろん、これだけから言えることは少ないですが・・・
鼻呼吸はバリアになる!という理屈から考えても、
鼻呼吸の徹底が、感染症リスクを下げている可能性はじゅうぶんにあると思います。
人間の免疫については、わかっていることは多いですし、
医療系の学校とかでは、いろいろ習いはするのですが・・・
まだ、あまりよくわかっていない部分もかなり、多いです。
特に「免疫力を高める方法」というと、
これだ!という、強力な方法が語られることは、少なかったりします。
免疫力を上げる食べ物!飲み物!とか、果ては免疫力を高めるペンダント(!)とか、いろいろありますし、
それらの中に有効なものも、もちろん、あるかもしれないのですが・・・
個人的には、そういったものに頼るよりは、
「鼻呼吸の徹底」とか、自分自身の身体を日々うまく使う・・とか、
自分自身のカラダに対する工夫で、できるかぎり免疫能力を高めるのを基本にして、
それをさらに増幅するために、マスクとか、食べ物の工夫とかをしていくほうが、
うまくいくのではないか・・と、思います。