足音がドスドスうるさい・・は、「歩き方」の工夫で解決できます


静謐な景色

歩くときにドス!ドス!と、大きな足音が鳴ってしまう。。

 

周りの人の足音がうるさいと、気になるものですし、
集合住宅などでは、トラブルに発展することもあるようなけっこう重要な問題だと思います。

もしくは、自分自身の足音がうるさいことに気づき、
直したい・・と思われているかもしれませんね。

 

実は、大きな足音は「歩き方」の工夫で、かなり軽減することができます。

 

具体的には・・・「踵着地」をやめる。これだけです。

そのかわり、つま先から、もしくは足全体をフラットにして着地する、ということですね。

 

試しにその場で、床を足でバンバンと叩いてみてください。

 

まずは、つま先から着地するように床を叩きましょう。

・・・ぺたぺた、パシパシといった感じの、軽い音が鳴ったのではないか、と思います。

 

次に、踵から着地するように叩いてみましょう。
・・・ドスドス、ドンドンといった感じの、
つま先から着地するときに比べると、鈍く重い音が鳴ったのではないかと思います。

 

ここからわかるように、踵着地をすると、つま先着地のときよりも鈍くて重い、大きな音が鳴ってしまうのです。

どちらの場合が「うるさい足音」になりやすいか・・は、言うまでもないでしょう。

 

なぜ、踵着地だと、大きく鈍い音が鳴るのでしょうか?

 

・・・突然ですが、空き缶を足で潰すとき、あなたはつま先で潰しますか?それとも踵で潰しますか?

空き缶

・・・つま先と答えたあなたは、かなりの猛者だと思います。

つま先だと普通は、ぐにゃっとなってしまい体重は掛けられず、空き缶を潰すことはできないでしょう。
アルミ缶だといけるかもしれませんが、頑丈なスチール缶だとかなりの筋力があっても、まず、無理だと思います。

 

対して踵だと、簡単に潰すことができますよね。

もし子どもであったとしても、楽勝だと思います。

実際、地域の空き缶回収などでは、みんな踵で空き缶を潰していると思いますし、
つま先で潰している人は、おそらく一人もいないと思います。

 

ここからわかること・・それは、つま先には「クッション性」があり、踵には無い、ということです。

 

つま先で空き缶を踏もうが、踵で踏もうが、
体重がたとえば60kgなのであれば、だいたい60kgの重さを掛けられますよね。

しかしつま先で踏もうとすると、クッション性がはたらくので、
60kgのうちほとんどがぐにゃっと逃げてしまい、ほとんど伝わらなくなってしまうのです。

 

そして空き缶を潰すときには、クッション性の無い踵のほうが有利だったわけですが・・・
歩くときには、これが真逆になります。

歩くときには、クッション性があるほうがいいですよね。

 

もしクッション性が無く、着地のたびにがんがん衝撃を受けるのでは、
膝を痛めてしまう原因にもなります。

 

そして本題の「足音」についても・・・

クッション性が無い「踵」から着地するからこそ、衝撃をクッションでやわらげることができず、
ドスドスと足音が鳴るわけなのです。

 

ちなみに、踵着地のことを「ヒールフット」、つま先着地のことを「フォアフット」と言ったりしますが、
ランニングなどでは、「フォアフット」での走り方が、奨められることが多いと思います。

ランニングのときには当然、クッション性が有るほうがいいからですね。

ランニングでは歩くときよりもはるかに大きい衝撃が、脚や身体にかかりますので、
そのとき足のクッション性を活かせずがんがん衝撃を受けてしまっていたのでは、膝や身体をすぐに壊してしまうはずです。
(実際、そのように膝を痛めてしまう方は多いです。。)

 

注意点してほしいことは・・つま先をむりやり伸ばして、地面に当てにいくわけではない、ということです。

重心は踵に残ったまま、つま先だけを伸ばして地面に当てる、ということが、
やろうと思えばできるわけですが・・・

これだと、あくまで重心は踵に残っていますので、踵から着地するのと同じことになってしまいます。

あくまでも、つま先や足の中央あたりにちゃんと重心を移動して、自然と足の前部から着地する、ということが重要です。

 

そして一応の補足ですが、重心が前であればあるほど良い!というわけではない・・というのも、落ちがちな落とし穴です。

バレエのように、つま先の先端で着地するのは、歩くときですとやりすぎですので、
あくまでも拇指球か、つま先と踵の二等分線くらいの位置を目安に、重心を置きましょう。

 

なぜか、ドスドスと足音が鳴ってしまう。。という場合は、
まず、極端な「踵着地」になっていることを疑い、
つま先着地、もしくは足裏をフラットにしての着地、を心がけると、足音は小さくなります。

もしご家族などの足音がうるさい・・という場合にも、もしよければ、
この記事の内容を伝えてみては・・と思います。


運営者:ドクターゆう

 

 
【年齢・性別】30歳台、男性

【資格】
◇医師(総合内科)
◇医学博士
◇適正姿勢指導士・ストレッチトレーナー(日本ストレッチトレーナー学院認定)

【リアル世界での活動】
◇現在は産業医として、企業への健康情報提供などを中心に活動をしている。
◇過去に、総合病院の内科医・研究員としての職務歴あり。

【簡単なプロフィール】
医師として医学を学んできたにも関わらず、自身の、長年続く頭痛を治すことはできず、悩む。

姿勢・ストレッチ、といった領域に興味を持ち、自分なりに実践を重ねることで、
頭痛のほぼ完全な解消が実現する。

現在は姿勢やストレッチを、頭痛に限らない「不調に悩まされない、幸せな生活の基本」と考え、日々、試行錯誤を繰り返している。

これまでに得た情報や、今後さらに学ぶことを発信していくため、このブログを始め、運営している。

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