すぐにかっとなる、頭に血が上る・・「おなか」「丹田」に集中して鎮めよう!


座禅を組んでいる女性

ついつい、かっとなって、怒鳴り散らしたくなってしまう・・

頭に血が上って、どんどんイライラしてしまうのを、止めることができない・・

 

「ストレス社会」と言われるように、現代はストレスがたくさんで、
パワハラ、クレーマー、ハードすぎる仕事・・などなど、
「かっとなってしまう」原因がいろいろあると思います。

 

もちろん、イライラしたり怒鳴ったりがしたいわけではなく、
普通は、周りの環境などに影響されてどうしても頭に血がのぼってしまう・・というものだと思います。

出したくもないのに、イライラした空気を出してしまい、
「怒りっぽい人」と思われてしまう。。

こういう性格は、直してしまいたいけど、
でも、どうしてもイライラを止めることができない。。と、
もしかしたら思われているかもしれません。

 

・・・実は、「どうしてもイライラしてしまう」というのは、
性格の問題じゃなく、
姿勢や、からだの意識のしかたといった「身体の使い方」の影響が大きい・・と言ったら、驚かれるでしょうか。

 

そして、そういった怒りっぽさといった状態は、
「身体の使い方」を改善することで、解決できる可能性があるのです。

 

イライラしてしまう、カッとなってしまう・・を防ぐ「からだの使い方」

人間は、「意識した部分が、よく働く」ということが知られています。

たとえば右の上腕二頭筋・・つまり力コブの筋肉を、強く意識すると、
上腕二頭筋が強く活性化して、血流も集まります。

「左」腕の上腕二頭筋だけを強く意識したまま、
「右」腕をおもいっきり強く曲げる!・・というのは、たぶん、できないと思います。

 

そして、イライラしていわゆる「頭にきている」状態では、
頭や顔といったところが、働きすぎなくらい働きすぎていて、血液が集まりに集まっているような状態になっています。

そのため、激怒しているような状態では、
顔が真っ赤になるわけですね。

激怒してる人のイラスト

頭に血が集まる理由はいろいろあるのですが・・
たとえば、周囲の環境に過敏になりすぎて、頭にある「目」や「耳」が過剰にはたらきすぎた結果、
頭に血が集まってしまう・・といったことが考えられます。

もしくは「自律神経」という、臓器の血流などをコントロールをしている神経の影響で、
そうなる場合もあるでしょう。

 

そのため、頭に血が上ってしまった理由がなんであれ・・

その上ってしまった意識や血流を鎮めて、イライラを解消するためには、
頭以外の部分に強く集中し、頭以外の部分に意識を分散させてあげるテクニックが、なかなかに有効なのです。

 

集中させる場所としていちばん有効なのは、
おなか・・特に「丹田」の部分でしょう。

 

丹田というのは、特に日本で古くから言われている、
「意識を集中するべき場所」ですね。

場所がどこか・・というのは、いろいろ言われているのですが、
だいたい「臍下三寸」・・つまり、臍の3cm真下のあたり、と思っていただいて、
大きな間違いはないと思います。

丹田の位置のイラスト

だいたい上の画像の、赤丸あたりの場所、というイメージでいいと思います。

 

カッとなってしまったり、どうしてもイライラしてしまったり・・と、
「頭に血が上ってしまっている・・!」と感じたら・・

目を閉じ、深くゆっくりとした鼻呼吸をしながら、
意識をこの「丹田」の場所に少しずつ、下ろしていきましょう。

 

感覚的なところですので、けっこう、難しいかもしれませんが・・

何度も練習して、うまくできるようになると、
頭にのぼってしまった血を自分の力で、
おなかや脚といった「下のほう」に降ろしていくことができるようになるはずです。

それにともなって、カッカしていた頭から過剰な血の気が抜けて、
イライラ感や暴れまわりたいような気持ちが、すこしずつ解消できるのではないか・・と思います。

 

仕事中や生活の中で、イヤなことがあったときなど・・
つい「カッ」となってしまうようなときには、
この方法を思い出し、「丹田」に意識を下ろすようにしていくと、
もしかすると、過度なストレスを防げるようになるかもしれません。

「丹田」が、身体づかいにおいて重要な理由

丹田というと、なんとなく「気」とか「チャクラ」とかいう言葉が連想され、
あやしげなイメージを抱いてしまうかしれませんが・・

実は、丹田は身体の使い方において、
けっこう重要なポイントだったりするのです。

 

丹田という場所は、解剖学的には存在せず、
もちろんCTを撮ったり、実際におなかの中を見たりしても特に何もないのですが・・

おなかの中の、丹田のまわりには、
「腹横筋」や「腹斜筋」といった、大きな筋肉がたくさん走っています。

 

内腹斜筋・腹横筋の画像

Windows用アプリケーション「ヒューマン・アナトミー・アトラス」より引用

 

こんな感じで、コルセットのような筋肉があるんですね。

 

「丹田」がどういう役割を持つか?というのは、
いろいろな人がいろいろなことを言っていて、なかなか掴みづらいところなのですが・・

私としては、意識することで、
これら「おなかの大きな筋肉」をしっかり働かせるトリガーのような役割をする場所なのではないか・・と考えています。

 

丹田を意識することで、おなかの大きな筋肉たちがしっかりと働き、
そこに血流が集まることで、
頭に集まりすぎてしまった血液を、下に降ろすことができるわけですね。

 

腹部は、人間の身体のなかでも有数の、大きい筋肉が集まる場所ですので、
そういう意味でも、意識を集中するのに向いている場所だと思います。

 

「丹田」の意識は、ついつい頭にのぼってしまう血を降ろすための、
なかなか有効なメソッドなのではないかと考えます。

もちろん、このあたりは向き不向きが激しいところだと思いますので、
かならず有効だ、とかは言えないのですが・・

少なくとも私は、仕事がハードすぎたときなど、ついついイライラしてしまうときに、
この方法で乗り切ったことは幾度となくあり、
私自身にとっては有効な方法だ、と確信しています。

 

もしうまくハマれば、どうしてもイライラする・・を防ぐ決定打になるかもしれませんので、
一度試してみてもよいのではないか・・と思います。

「丹田」への集中を妨げてしまう、意外な罠

もしかしたらここまでこの記事を読んで、
「丹田」への集中を試してみていただいたかもしれません。

そして・・集中しようとしても、
頭や肩まわりのあたりから、なかなか意識を下に降ろせず、
意識を丹田の場所までもってくることができない・・と、もしかしたら思われたかもしれません。

 

実は、うまく丹田まで意識を降ろすには、
押さえておかなければならない「条件」があったりします。

 

その条件とは・・・

姿勢ができている」ことです。

 

姿勢については、このブログや以下の紹介するメルマガにて、
繰り返しいろいろとお伝えしているのですが・・

実は、たとえば猫背になっているなど姿勢が崩れてしまっている場合は、
意識をなかなか臍のあたりまで下ろすことはできず、
丹田に集中することは、なかなかできないのです。。

 

逆に、骨格があるべきポジションになっていて、正しい姿勢がとれている時は、
「丹田に意識を降ろそう」とするだけであっさりと、丹田に集中することができるようになります。

 

これは執筆中、いま現在、
私自身の身体で試しても、そうなります。

姿勢を整えた状態で、丹田に意識を下ろそうとすると、
「すっ」と簡単に降ろすことができるのですが・・・

あえて猫背の、崩れた姿勢にした状態で、
丹田に意識を下ろそうとしても・・
肩や胸のあたりでひっかかってしまって、なかなか、降ろすことができなくなります。

 

丹田に意識をおろせるようになる以外にも、
姿勢を整えると、様々なメリットがありますので、
ぜひとも「姿勢を整える方法」は体得しておくべきなのですが・・

この記事や、このブログの中だけでちゃんとお伝えするのは、
難しい・・というもの、また事実なのです。。

 

そのため以下に、学べる場を運営しています。

姿勢の整え方について、体系的・理論的に学ぶことができるメール講座です。
もし興味がありましたら、以下の案内をご覧ください。

準備中

運営者:ドクターゆう

 

 
【年齢・性別】30歳台、男性

【資格】
◇医師(総合内科)
◇医学博士
◇適正姿勢指導士・ストレッチトレーナー(日本ストレッチトレーナー学院認定)

【リアル世界での活動】
◇現在は産業医として、企業への健康情報提供などを中心に活動をしている。
◇過去に、総合病院の内科医・研究員としての職務歴あり。

【簡単なプロフィール】
医師として医学を学んできたにも関わらず、自身の、長年続く頭痛を治すことはできず、悩む。

姿勢・ストレッチ、といった領域に興味を持ち、自分なりに実践を重ねることで、
頭痛のほぼ完全な解消が実現する。

現在は姿勢やストレッチを、頭痛に限らない「不調に悩まされない、幸せな生活の基本」と考え、日々、試行錯誤を繰り返している。

これまでに得た情報や、今後さらに学ぶことを発信していくため、このブログを始め、運営している。

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